フィンランドのスーパーって日本とどう違うんだろう?
私が日本と違うなって思うところを紹介するね!
旅先のスーパーは手軽に現地の雰囲気を感じられる場所ですよね。
日本では見ない食べ物を探すのも楽しいですし、手頃な価格のお土産の入手先にもピッタリな場所です。
旅行の度に訪れることを習慣にしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんなスーパーについて、日本と違うフィンランドのスーパーの特徴をまとめてみました!
この記事を読むと、日本とフィンランドのスーパーの面白い違いがわかるよ!
日本との違いが面白い!フィンランドのスーパーの特徴5選
①バーコードなしの野菜・果物|自分で重さを測ってレジへ持っていこう!
日本のスーパーとの違い1つ目は「野菜や果物がだいたい測り売り」だということです。
フィンランドでは野菜や果物はほとんどが量り売りで、自分で重さを測る必要があります。
売り場の横にある測りに商品を載せ、対応する番号を押すと商品の名前や値段、バーコードが記載されたシールが出てきます。
出てきたシールを貼ってレジに持って行くと購入することができます。
量り売りのメリットは、必要な量だけ買うことができることです。
パック詰めされた商品では、自分の希望する量と違う場合がありますが、量り売りなら、自分で調節できます!
バナナだって房から千切って一本だけ買うこともできるんだよ!
欲しい分だけ買えるのはありがたい!
②乳製品、ベジタリアン食品が豊富|アイスクリームの種類が豊富、豆腐が大人気!
日本のスーパーとの違い2つ目は「乳製品、ベジタリアン食品が豊富」だということです。
フィンランドは乳業の盛んな国で、チーズやヨーグルト、バターなどの種類が多く、高品質なものが手に入ります。
アイスクリームの種類も豊富で、フィンランドは一人当たりのアイスクリーム消費量が世界で最も多い国の一つです。
フィンランドのアイスクリームは、乳脂肪分が高く、濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。
バニラやチョコレート、キャラメルなどの定番の味のほかに、ライムやラズベリー、サルミアッキなどの変わり種の味もあります。
サルミアッキ味は少し勇気が必要だな・・
また、ベジタリアンやヴィーガンの人口が増えているため、植物性のミルクや肉代用品、グルテンフリーの食品なども充実しています。
ベジタリアンやヴィーガン用の食品が本当に多い!
たまに食べるけど、意外と美味しいなと思うものも多いよ。
そのため、豆腐もフィンランドのスーパーで大人気です。
フィンランドでは、大豆ではなく、オート麦やヘンプなどの国産の原料で作られた豆腐が売られています。
これらの豆腐は、大豆の豆腐よりもタンパク質や食物繊維が多く、コレステロールやグルテンが少ないというメリットがあります。
また、味付けされた豆腐や、チーズやヨーグルトの代わりになる豆腐製品もあります。
日本の豆腐とは違ってがっしりしたものが多いよ!
もめん豆腐をもっと硬くした感じの食感。
③お惣菜・お弁当は品数が少ない|フィンランド人はサラダバーが大好き!
日本のスーパーとの違い3つ目は「お惣菜やお弁当などの品数が少ない」ということです。
そもそもフィンランド人は、自宅で食事を作ることが多く、外食や持ち帰りはあまり一般的ではありません。
また、フィンランドの食文化は、シンプルでヘルシーなものが好まれる傾向があります。
そのため、スーパーで売られているお惣菜やお弁当は、基本的なものが中心で、種類や量は日本のスーパーに比べて少ないです。
しかし、フィンランドのスーパーには、サラダバーがあることが多いです。
サラダバーは、自分で好きな野菜やトッピングを選んで、重さに応じて値段が決まるシステムです。
また、サラダバーは、自分の好みや量に合わせてカスタマイズできるので、便利でお得な感じがしますよね!
フィンランドのスーパーでは、お惣菜やお弁当よりも、サラダバーの方が人気があると言えますね。
私もスーパーのサラダバー大好きです。
野菜以外にサーモンやモッツァレラチーズなどもトッピングできるよ!
この間サラダバーでサーモンだけ入れてる強者を見かけました!
④アルコール度数が高いお酒がない|お酒を買いたい場合はalkoへ行こう!
日本のスーパーとの違い4つ目は「アルコール度数が高いお酒は売っていない」ということです。
フィンランドのスーパーでは、アルコール度数が高いお酒は売っていません。
そのため、スーパーでは、ビールやシードルなどの低アルコール飲料しか見つけることができません。
フィンランドでは、アルコール度数が5.5%を超えるお酒は、国営の専門店「alko」でしか販売できないという規制があります。
alkoは、ワインやウイスキー、ウォッカなどの高アルコール飲料を豊富に取り揃えています。
フィンランドのスーパーでは、アルコール度数が高いお酒は売っていないというのは、日本人にとっては驚きかもしれません。
しかし、これは、フィンランドのお酒に対する考え方や法律によるものです。
フィンランドでは、お酒は楽しむものであると同時に、節度を持って飲むものであるという意識が強くあります。
ストゼロもフィンランドだとスーパーで買えないんだな。
⑤空きペットボトルや缶でデポジットが戻ってくる|おかげで回収率90%以上!
日本のスーパーとの違い5つ目は「空きペットボトルや缶を持っていくとデポジットが返金させる」ということです。
フィンランドのスーパーでは、空きペットボトルや缶を持っていくとデポジットが戻ってくるという制度があります。
ペットボトルや缶を購入するときに一緒に支払う預かり金のことです。
フィンランドでは、ペットボトルは15セント(約18円)、缶は20セント(約24円)のデポジットがかかります。
このデポジットは、空き容器をスーパーなどにある回収機に入れると返金されます。
回収機からは、デポジットの金額が記載されたレシートが出てきます、このレシートをレジで出すと、買い物代金が割り引かれます。
この制度のおかげで、フィンランドではペットボトルや缶の回収率が非常に高く、90%以上に達しています。 回収されたペットボトルや缶は、新しい容器や他の製品に再利用されます。
このように、デポジット制度は、フィンランドのスーパーで見られるエコな仕組みの一つです!
とってもいい制度だね!
まとめ
本記事では、日本と違うフィンランドのスーパーの特徴について解説してきました。
- バーコードなしの野菜・果物|自分で重さを測ってレジへ持っていこう!
- 乳製品、ベジタリアン食品が豊富|豆腐が大人気!アイスクリームは選び放題!
- お惣菜・お弁当は品数が少ない|サラダバーが美味しい!
- アルコール度数が高いお酒がない|お酒を買いたい場合はalkoへ行こう!
- 空きペットボトルや缶でデポジットが戻ってくる|おかげで回収率90%以上!
文化が違えば、スーパーマーケットも違う。
初めてフィンランドに来た時は日本との違いにかなり驚きました。
記事を読んでくれた方にとって新しい発見があれば幸いです。
以上で、日本と違うフィンランドのスーパーの特徴についての解説は終わりです。
質問等ありましたら、問い合わせフォームからお問い合わせください。
お疲れ様でした!