ペットボトルたくさん溜まったから捨てようっと!
しろくまさん、それはリサイクルボックスに持って行った方がお得だよ!
リサイクルボックスって何ですか?
フィンランドに移住されたばかりで、空のペットボトルやビール缶をそのまま捨ててしまっている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
なんと、フィンランドではスーパーのリサイクルボックスにペットボトルや缶を持っていくとお金がもらえるのです!
フィンランド在住の私がそのリサイクルボックスについてお話ししたいと思います!
この記事を読めば、フィンランドのペットボトル、ビール缶、ビール瓶をお金に変えるリサイクルボックスの利用方法がわかります!
リサイクルボックス(Pullonpalautus)を利用しよう
どうしてお金がもらえる?|Panttiの仕組みについて
どうしてリサイクルボックスにペットボトルを持っていくとお金になるでしょうか?
それはフィンランドでは飲料を購入する際、ペットボトルやビール缶、ビール瓶の容器代をPantti(デポジット)として加算して支払っているからです。
ですので、飲み終わったあと容器代をリサイクルボックスで返却してもらうという仕組みになっています。
日本のICカードのカード料金みたいな仕組だね!
フィンランドはこの仕組みのおかげでペットボトルやビール缶、ビール瓶のリサイクル率は約90%と、とても高い水準なんだよ!
リサイクルボックス(pullonpalautus)の場所
リサイクルボックスは基本的にスーパーマーケットの中や、隣のスペースにあることが多いです。
フィンランドのスーパーは大きくSマーケット系列、Kーマーケット、リドル、アレパがあります。
大抵は各スーパーで見た目の異なるリサイクルボックス(pullonpalautus)を持っています。
画像は複数のスーパーが入っているショッピングモールのもののため、統一されています。
リサイクル対象|ペットボトル、ビール缶、ビール瓶
リサイクル対象となるのは、PANTTI(デポジット)のマークがついたペットボトル、ビール缶、ビール瓶です。
フィンランドで購入したペットボトル、ビール缶には基本的についています。
0.2ユーロだから30円くらい?
意外と大きいですね!
リドルの商品にはリドル専用のリサイクルボックスでないとお金が返却されないマークのものがあります!
それがこちらのリドルのPANTTIマークです。
サークルの中に”LIDL”の文字が入っていますね!
こちらは他スーパーのリサイクルボックスではお金に変えることが出来ないので、リドルのリサイクルボックスを利用しましょう!
私は当初、これに気づかずタダで回収されてしまいました
リサイクルボックスの利用方法
こちらはパシラ駅のトリプラというなのショッピングモールにある回収ボックスです。
真ん中の穴にリサイクル容器を入れると自動的にスタートします。
画面に表示されている金額が受け取れる金額です。
容器を入れると本数を種類別でカウントしてくれます!
全て穴に入れ終わったら画面の”Payout”をタッチしてください。
そうすると引き換えレシートが出てきます。
こちらがお金の引き換えレシートです。
レシートに表示されているスーパーへ持って行くと、会計時に表示されている金額分割り引いてくれます。
スーパーの人にお願いすれば現金に変えてもらうことも可能。
これはとても便利!
まとめ
- どうしてお金がもらえる?|Panttiの仕組みについて
- リサイクルボックス(pullonpalautus)の場所
- リサイクル対象|ペットボトル、ビール缶、ビール瓶
- リサイクルボックスの利用方法
気がついたら溜まっているペットボトルやビール缶。
物価の高いフィンランドだからこそ、この制度は積極的に使っていきましょう!
この記事がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
以上で、スーパーのリサイクルボックスの利用方法の解説は終わりです。
質問等ありましたら、問い合わせフォームからお問い合わせください。
お疲れ様でした!