しろくまさん、フィンランドってどんなイメージがある?
「教育がすごい!」「幸せな人が多い!」そして「とにかく寒い!」ってイメージですね!中国や韓国と違って遠い国だから、ふわっとしたイメージしかないけど・・
そうだよね!私もフィンランドに移住するまではふわっとしたイメージしかなかったんだ。
だから生活する中で色々驚いたことがあったから、今回はそのことについて紹介するよ!
日本で話に聞くフィンランドは教育が良い!幸福度が高い!そしてとっても寒い!という寒いことは置いておいて、全体的になんだか良さそうな国ぽい・・だけど実際はどうなのかわからないという人が多いのではないでしょうか?
今回フィンランド在住の私が、移住した当初驚いたことをご紹介します!
フィンランドで生活してみて驚いたこと5選
フィンランドに来て驚いたことは、以下の5点です。
①生活環境|自然が豊かで治安が良い、寒い日も建物の中は快適
フィンランドに来て驚いたことの1つ目は『生活環境』のことです。
フィンランドに移住するまで、私は海外へ行った経験が一度もなく治安のことをとても心配していました。
ですが移住して8ヶ月経とうとしていますが、犯罪にあったことも見たこともなく穏やかに過ごせています。
フィンランドの人口は550万人で日本の兵庫県の人口と同じくらい。
そしてフィンランドにはたくさんの森と湖が存在し、首都のヘルシンキからでも簡単に自然にアクセスできます。
自然と接する機会が多く、かつパーソナルスペースが広く保たれていることが治安の良い一因だと思います。
治安の面も含め、当ブログでは初海外旅行にフィンランドをおすすめしていますよ!
また、フィンランドの冬はとても寒くて大変!なイメージがあったんですが、室内は暖房設備が整っているため生活する上で寒さが苦痛になることはありません。
フィンランドの室内の設備については下記の記事で詳しくご紹介しています!
②公共交通機関|改札は存在しない、ペットや自転車も持ち込みOK!
フィンランドに来て驚いたことの2つ目は『公共交通機関』のことです。
日本の鉄道に必要不可欠なのが改札ですが、フィンランドには鉄道、地下鉄ともに改札は存在せずそのまま電車に乗ることができます。
そしてなんと、フィンランドではペットや自転車もそのまま持ち込むことができます。
乗車料金はヘルシンキ周辺の場合、HSLアプリや専用のカードで事前に支払います。
もちろん事前にお金を支払わないと無賃乗車になってしまうのでお気をつけください!
でもチケットを持っていなくてもバレないのでは・・?
定期的に係員さんがやってきてチケットの有無をチェックしているよ!
もしチケットを持っていない場合、係員さんに80ユーロを罰金として支払う必要があります。
日本との違いで混乱される方もいらっしゃると思いますが、無賃乗車にはならないようお気をつけください。
ヘルシンキ公共交通機関で使用できるHSLチケットの購入は下記の記事で紹介しています。
③食べ物|乳製品が多い、食べる魚は大体サーモン
フィンランドに来て驚いたことの3つ目は『食べ物』。
フィンランドの伝統料理といえばサーモンスープ、トナカイ肉のシチュー、シナモンロール、ムイックの素揚げ、カレリアンピーラッカなどなど・・
でもこれって美味しいのか?味が想像つかない見た目だし、正直心配・・
移住が確定した時、寂しいという気持ちは全くなかった私ですが食に関しては不安でした。
でもフィンランドのヘルシンキにはアジアンマーケットがたくさんあるため、和食は意外と作れることが判明し一安心。
それで、フィンランド料理は美味しくないって話は本当どうだったんですか?
正直、それに関して全否定できないけど・・美味しいものもあるが私の意見かな!
特に私はフィンランドの乳製品やサーモンが大好きだよ!
フィンランドはアイスクリームやチーズ、ヨーグルトなど乳製品の数が凄まじいです。
上記の棚は全て乳製品です笑
そしてアイスクリームはまた別の棚・・
フィンランドは酪農がさかんなため、新鮮で高品質な牛乳がスーパーにたくさん並んでいます。
みんな乳製品が大好きで、特にアイスクリームの一人当たり消費量は日本アイスクリーム協会(2021年)の調べによると世界4位(欧州では1位)!
アイスクリームも美味しいけど、私はヨーグルトもおすすめしたいです!
私のおすすめはValioのRahkaバニラヨーグルト!
そしてサーモンですが、サーモンは生でも焼いても何しても美味しいです!
フィンランドは豊富な水域や清澄な湖、川、海洋があり、フィンランドのサーモンはその環境で育った高品質な魚として知られています。
サーモンスープははぜひ食べてほしいフィンランド料理の一つです。
また、なんとフィンランドには数多くの寿司ブッフェレストランが存在します!
日本食がフィンランドでも人気なんだ!嬉しい!
大抵はお寿司の他に中華(チャーハンとか中華風の揚げ物、炒め物)、洋菓子、ドリンクがセットです。
ですが「お寿司」といってもフィンランドに流通している魚はサーモン、サーモン、サーモン・・他の魚もいますが基本的にはサーモンが多いです。
ですので寿司ネタはサーモン中心、炙りサーモン、巻き寿司サーモン、マヨサーモン。
サーモンはとても美味しいですが、なぜかシャリが日本の2倍くらい圧縮されています笑
④天候|思っていたより冬の寒さは辛くないし、年中寒い訳ではない!
フィンランドに来て驚いたことの4つ目は『天候』のことです。
渡航直前のフィンランドのイメージは”とても寒い!人が暮らせるような場所じゃない!”でした。
ですが、夏は気温が20〜30度で、晴れの日がとても多くて快適。
確かに冬は寒いですが湿気が少ないので体感は思っていたより寒くはなかったです。
外出時は厚手のコート、マフラー、ブーツは必須ですが、着れば寒さなんてへっちゃらで、雪の上を歩くのがとても好きになりました!
乾燥肌の私としては冬はボディクリーム必須なのが辛いポイントですね
フィンランドの冬の厳しさは寒さよりも暗さにあると思います。
フィンランドの冬は日照時間が6時間ほどで、9時に日が登って15時には沈んでしまいます。
曇りだと日中でも暗いのでどんよりした気分になってしまいます。
⑤物価|基本的に高い!これも手厚い福祉のため
フィンランドに来て驚いたことの5つ目は『物価』のことです。
フィンランドは日本と比較すると物価が高いです。
特に実感するのが外食に行くとき。
土日のランチはファストフードでも一人当たり10ユーロ(約1600円)くらいでレストランなら20ユーロ(3100円)。
夜になれば50ユーロ(7800円)は割と普通です。※1ユーロ=155円で計算
フィンランド料理色々試してみたいのに悲しすぎます・・
それもそのはずで、フィンランドの消費税は最大で24%もあります。
ですがフィンランドの税金は高い代わりに、医療保険、失業保険、住宅補助や児童手当の他にスポーツ施設や図書館の新設など国民にしっかりと還元してくれている印象です。
また新しく国民となる外国人達にもとても手厚いサポートがあります。
例えば、フィンランドのハローワーク(TE-ofiice)に失業者として登録すれば仕事を見つける間失業保険をもらいながら、無料で語学学校に通ったり、料理や美容師などの専門学校に通うことができます。
手厚い福祉を維持する上で必要な税金なのです!
【まとめ】
本記事では、フィンランド暮らしの中で驚いたことについて解説してきました。
- 生活環境|治安が良い、寒い日も建物の中は快適
- 公共交通機関|改札は存在しない、ペットや自転車も持ち込みOK!
- 食べ物|乳製品が多い、食べる魚は大体サーモン、お寿司は大人気!
- 天候|思っていたより冬の寒さは辛くないし、年中寒い訳ではない!
- 物価|基本的に高い!これも手厚い福祉のため
日本で耳にするフィンランド像とのギャップはありましたか?
新たに気づきがあった場合、更新や別記事などでご紹介していこうと思います!
この記事がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
以上で、フィンランドで生活してみて驚いたことの解説は終わりです。
質問等ありましたら、問い合わせフォームからお問い合わせください。
お疲れ様でした!