HSLのシーズンチケットを購入したいのにノルディアIDが使用できない・・なんでだろう
身分証明書カードは取得した?
身分証明書カードって何?
おけ!電子識別サービスが使える様になるまでの、私のケースを紹介するね!
フィンランドのオンラインサービスを利用する上で目にする”電子識別サービス”。
「ネットバンキングは持っているのになぜか使用できない・・」と悩まれている人もおられると思います。
そんなみなさんに私が実際に使用しているノルディア銀行経由の電子識別サービスの利用方法について紹介します。
※この記事はノルディアのネットバンキングを持っている前提で紹介させていただきます(そのため、滞在予定の期間が1年未満の方は利用できません)。
とても便利な電子識別サービス(Strong Identification)
電子識別サービス | HSLシーズンチケット購入や様々な電子サービスで必要
電子識別サービス(Strong Identification)とは、フィンランドの銀行の資格情報やモバイル証明書を使用してオンラインの様々なシステムに簡単にアクセスするためのサービスです。
生活する上で身近なところだと「HSLのシーズンチケットの購入」「オンラインサービスのアカウント作成」等ですね。
銀行経由:フィンランドの銀行口座開設が必要、使用できるサービスが多い
モバイル証明書経由:カードリーダーの購入が必要、銀行経由に比べると使用できるサービスが少ない
モバイル証明書を使用する場合はカードリーダーの購入が別途必要なのと、ネットバンキング経由の方が使用できるオンラインサービスが多いため、ネットバンキング経由の使用を私はおすすめしています。
身分証明書カード | 電子識別サービスの本人確認として必要
身分証明書カード(Identity Card)とは各種サービスを使用するときに提示するカードのことです。
日本だと運転免許証やマイナンバーカードを使用して身元確認をしますが、それに似ていますね。
このカードは電子識別サービスを有効とするために「本人確認」として使用するため、取得が必要不可欠です。
そのため、取得前段階で電子識別サービスを使用しようとしても、身分証明書カードを登録していない場合「使用できません」と表示されます。
身分証明書カードは発行していませんでした!
ノルディア銀行の電子識別サービスの付与手順
では実際に、私が使用しているノルディアの電子識別サービスの利用手順をご紹介します。
①写真屋さんへ行く
街中にある写真屋さんで身分証明書用の写真を撮ってもらいましょう。
「身分証明書用の写真を撮りたいです」と言えばわかってもらえます!
撮影した画像は電子データとして携帯のSMSに取得コードが送られます。
私はカンピ駅のPassikuva Helsinkiさんでお願いしました!
②身分証明書カードを申請しに警察署へ行く
身分証明書カードは警察署で発行してもらうことができます。
発行手数料は1人あたり60ユーロ(カード払い可)です。
警察署へ行く前に訪問内容を指定して、日時を予約することができます。
予約ページ:https://asiointi.poliisi.fi/ajanvaraus-fe/en
ですが、予約が取れるのは2〜3ヶ月先ということも珍しくありません。
すぐに身分証明書カードが欲しい場合は、待つことを覚悟で“予約なし”で行った方が早いです。
③身分証明書カードを受け取る
警察署へ行くと身分証明書カードの発行予定を教えてくれると思います。
発行予定を過ぎたあたりに再度警察署を訪問し、身分証明書カードを受け取ります。
私の時は申請して2週間後でした
④ノルディア銀行へ手続きの予約をとる
銀行に身分証明書の情報を付与してもらうことで電子識別サービスが使用できるようになります。
身分証明書カードの情報を付与して欲しい旨を銀行へ連絡しましょう!
上記以外の番号だと、繋がる前の機械音声がフィンランド語です!
⑤ノルディア銀行へ行く
持ち物は身分証明書だけでOKです。
名前を受付に伝えて、呼ばれたら係の人に身分証明書カードを渡せば後は何もしなくてOK!
身分証明書カードを返却してもらったら帰りましょう。
⑥利用確認し問題なければ完了
HSLのシーズンチケットやオンラインサービスで電子識別サービス使用できるか確認してみましょう!
認証が使用できれば完了です!
銀行に身分証明書の情報を付与してもらえば使用できる様になるはずなので、できない場合は銀行に状況を確認してみましょう。
【まとめ】電子識別サービスを活用しよう!
本記事では、ノルディア銀行の電子識別サービスの利用方法についてくわしく解説してきました。
なくても生活はできますが、定期の購入や物件の契約、オンラインの申請に必要になることがありますので取得をおすすめします。
電子識別サービスを使用できる様になれば、みなさんのフィンランド生活をよりしたものになると思います!
この記事がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
以上で、電子識別サービスの利用方法の解説は終わりです。
質問等ありましたら、問い合わせフォームからお問い合わせください。
お疲れ様でした!