しろくまさん〜!最近やっと引越しが終わったよ!
そういえばホテル滞在中、賃貸アパート探してたんですよね
そう!それでね、フィンランドの賃貸って日本にはない設備も結構あるんだよ!
え?違うってどういうことですか?
フィンランドのアパートってどんな感じなのだろうと気になっている人もおられると思います。
日本とフィンランド、お互いに先進国ですし賃貸アパートも基本そこまで違いはありません。
ですが、観察してみると”これは日本にはない!”と思うことが色々あったので、フィンランド在住の私が今回みなさんにご紹介します!
ヘルシンキで賃貸の契約を考えている方はこちらの記事もご覧ください!
日本とかなり違う!?フィンランドの賃貸の話
今回ご紹介するのは下記の9点です。
①サウナがある|個人サウナがなくても共同サウナが大体ある
日本と違うフィンランドの賃貸1つ目は『サウナがある』こと。
サウナ発祥の地フィンランドには素敵なサウナ店が多く存在します。
でもまさか賃貸アパートにもサウナが付いているとは衝撃的でした。
自室にサウナがない場合も、住人が交代で使用する共有サウナが大体付いています。
フィンランドの人口550万に対してサウナの数は300万個ほどと言われています!
サウナ好きには堪らない物件が数多くあることでしょう。
そのかわり、フィンランドでは浴槽付きの物件はとても珍しいです。
サウナ良いなぁ!私も欲しい!
サウナは日本で言うところの浴槽と同じ立ち位置だね!
②ウォシュレットはない|ウォシュレットは日本文化?
日本と違うフィンランドの賃貸2つ目は『ウォシュレットがない』ことです。
日本では当たり前にトイレに付いている「ウォシュレット」
これは家賃の違いなどではなく、フィンランドでウォシュレットを見たことは一度もありません。
世界的に普及していると思っていたんですが、一般にも普及しているのは日本くらいの様ですね。
私毎回ウォシュレット使ってるから、ないと寂しいなぁ。。
③ガラスが多い|フィンランド人はみんな太陽大好き!
日本と違うフィンランドの賃貸3つ目は『ガラスが多い』こと。
窓だけでなく扉や壁の仕切りなど、フィンランドの建物にはガラスが多く使われています。
それは賃貸アパートも同じ!サウナ、シャワー室の扉やガラス張りのバルコニーなどにもガラスが使用されています。
綺麗だけど、割っちゃわないか心配だったりします
フィンランドにはとても長く、暗くて厳しい冬が来ます。
だからフィンランドの人たちは太陽が大好きで、光をたくさん浴びたいのだと思います!
私もフィンランドに移住して、太陽のありがたみをとっても実感しました!
私も太陽大好き!
④部屋がいつでも暖かい|おかげで冬も快適
日本と違うフィンランドの賃貸4つ目は『部屋がいつでも暖かい』こと。
日本に住んでいる冬は布団から出られないほど寒く、毎日ストレスを感じていました。
ですがフィンランドの家は断熱性に優れており、「魔法瓶の中」にいるみたいに暖かい!
寒さ対策については、さすが北欧だなと思いました!
また、フィンランドでは水を使った水暖房システムが一般的です。
ボイラーで加熱されたお湯がパイプを通って各部屋のラジエーター(上の画像)に供給され、部屋が暖められます。
もちろん熱さも調節可能です!
部屋ごとでなく、アパート全体を温めることができる水暖房!とっても効率的!
⑤食洗機がある|手が荒れない!エコかつ時短の必需品
日本と違うフィンランドの賃貸5つ目は『食洗機がある』こと。
一般的に、フィンランドの賃貸アパートにはキッチンに食洗機が付いています。
これがとても便利!
初めはあまり信頼していませんでしたが、これがなかなか汚れを落としてくれます。
油汚れもしっかり落ちているし、私よりも食器洗いが上手です
食洗機が洗い物をしている間別の作業ができますし、究極の時短マシンです!
それに手で洗うより使う水の量が少なくすむのでエコでもある。
これは日本の賃貸アパートにも即導入するべき!
⑥玄関に段差がない|靴は玄関マットで脱ぐ
日本と違うフィンランドの賃貸6つ目は『玄関に段差がない』こと。
フィンランドは日本同様、靴は脱いで部屋に入ります。
ですが日本の様に玄関に段差はありません。
当初は違和感がありましたがそれより、靴を脱ぐ文化であることがとても嬉しかったです!
⑦エアコンがない|猛暑は大変!?
日本と違うフィンランドの賃貸7つ目は『エアコンがない』こと。
これは、フィンランドの気候が比較的寒冷で夏の気温が高くなることがまれであり、エアコンが必要なことが少ないからです。
フィンランドでは夜間には気温が下がる傾向があります。
そのため、多くの住宅や建物では、夜間の自然の風や換気を活用して室内を涼しく保つことができます。
フィンランドの建物は冬場に特化した作りになっているよ
エアコンがなくても生活できる夏なんて日本じゃ考えられない!
⑧地下室がある| ひんやり気持ち良い!みんなの倉庫
日本と違うフィンランドの賃貸8つ目は『地下室がある』こと。
フィンランドの賃貸アパートには地下倉庫があり、私のアパートでは各部屋ごとに2畳くらいのスペースを与えられて荷物を置くことができます。
これは正直、かなりびっくりしました。
荷物置き場があるなら部屋が少し狭くても全然いい!
そうなの!私たちは逆に荷物が少なすぎて使えてないけどね笑
私のアパートでは家具を置いている方が多いですが、フィンランド人はビール等、お酒を置いておくのにも使うらしいです。
⑨洗濯室がある|洗濯機は購入しなくて大丈夫
日本と違うフィンランドの賃貸9つ目は『洗濯室がある』こと。
フィンランドの賃貸アパートには住民共有で使用できる洗濯室があり、洗濯機、乾燥機、アイロンが置いてあります。
利用したいときは時間をスケジュール表に書いて利用します。
もちろん部屋に洗濯機を設置する場所もありますので使っても使わなくても自由です!
私達は洗濯機を買いたくなかったので毎回洗濯室を利用しています
フィンランドのアパートって住民同士が共有できる設備が充実しているんですね!
【まとめ】
本記事では、日本とフィンランドの賃貸アパートの設備の違いに付いて解説させていただきました。
- サウナがある|個人サウナがなくても共同サウナが大体ある
- ウォシュレットはない|ウォシュレットは日本文化?
- ガラスが多い|フィンランド人はみんな太陽大好き!
- 部屋がいつでも暖かい|おかげで冬も快適
- 食洗機がある|手が荒れない!エコかつ時短の必需品
- 玄関に段差がない|靴は玄関マットに置く
- エアコンがない|猛暑は大変!
- 地下室がある|ひんやり気持ち良い!みんなの倉庫
- 洗濯室がある|洗濯機を購入しなくて済む
まさかサウナが家に?など驚かれた方もいたのではないでしょうか。
私は水暖房、洗濯室や食洗機などエコかつ効率的なところがとっても良いなと思いました。
アパートの違いを観察してみるだけで文化や生活の違いがわかって面白いですね。
この記事がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
以上で、フィンランドの賃貸の解説は終わりです。
質問等ありましたら、問い合わせフォームからお問い合わせください。
お疲れ様でした!