せっかくフィンランドに来たので特別な場所でサウナを楽しみたいです!
ロンナ島で海を眺めながらサウナに入るのはどうかな?
フィンランドに来たからにはサウナに入りたけど、せっかくなら少し特別感が味わえる場所でサウナに入ってみたいという人もいらっしゃると思います。
本記事ではフィンランド在住の私がヘルシンキの小島、ロンナ島で楽しめるサウナについてご紹介したいと思います。
ロンナ島のサウナ
ロンナ島とは?|夏限定のバルト海に浮かぶ小さくて可愛い島
ロンナ島とはヘルシンキの港から船で10分のところにある小さな島です。
フィンランド世界遺産の「スオメンリンナ島」の近くに位置しておりスオメンリンナ同様に昔は軍事目的で使用されていた島でした。
そのため歴史的に重要な場所でもありますので、ガイドツアーなども行っています。
島には現在レストラン、カフェ、公衆サウナが1店舗ずつあり訪れた人たちを楽しませてくれます。
この島は基本的に5月〜9月の夏季のみ上陸できる島で、フィンランドのサンナ・マリン首相のお気に入りの島の1つでもあるそう。
今回は、ヘルシンキの港カウッパトリ⇄ロンナ島⇄スオメンリンナを1時間に1〜2本ペースで運行しているFRS FINLANDという船でロンナ島へ向かいました!
Google Map:
アクセス:船で10分(カウッパトリのFRS船に乗船)
船の時刻表:https://www.frs-finland.fi/suomenlinna-lonna/
船の料金(往復)※:大人は9.2ユーロ、17歳以下または70歳以上は4.6ユーロ
FRSの船の料金にHSLのチケットは使えないから注意してね!
また、ロンナ島のサウナ情報は以下の通りです。
サウナ予約:https://www.lonna.fi/en/services/sauna/
料金:2時間で1人当たり19ユーロ(12歳以下は無料)
レンタルできるもの:タオル9ユーロ
持っていくといいもの:タオル、水着、サンダル
営業期間:5月〜9月
営業時間:※日、月は定休日
火曜日:15:30-21:30
水曜日:15:30-21:30
木曜日:15:30-22:30
金曜日:15:30-22:30
土曜日:14:30-22:30
※2023年9月現在
サウナは以前、日によって男女別で運営している日がありましたが、2023年から男女混同で運営しています(2023年9月現在)
サウナ目的に行く場合は事前予約をしておくことがおすすめです。
また、水着の貸出はホームページに記載がなかったので必要な人は必ず持っていきましょう!
タオル、水着、サンダルは最低限持っていくのがベストだと思います。
タオル、水着、サンダルはフィンランドの公衆サウナに入る時の三種の神器ですね!
ロンナ島サウナのおすすめな点
①意外とアクセスが簡単
ロンナ島サウナをおすすめする点1つ目は、「意外とアクセスが簡単」なことです。
「船に乗って小島へ行く!」と言うとちょっと大変そうに聞こえますが、乗船時間はたったの10分。
港もヘルシンキの中心部から近く、アクセスが非常に簡単です。
船の本数が1時間に1、2本なので本数は多いとは言えませんが、少ないわけではなく、ヘルシンキ旅行の計画にも組み込みやすいと思います。
②特別感がある
ロンナ島サウナをおすすめする点2つ目は、「特別感がある」ことです。
ロンナ島に上陸できるのは実質5月〜9月の夏のみです。
船に乗るというだけでワクワクしますし、訪れるのは小さな可愛い島。
ヘルシンキの街歩きだけでは味わうことのできない非日常感が味わえます。
サウナで温まった体を冷やしつつ、海を眺めながらぼぉーとする時間は最高です!
③自分のスタイルでサウナを体験できる
ロンナ島サウナをおすすめする点3つ目は、「自分のスタイルでサウナを体験できる」ことです。
ロンナ島のサウナは個人が好きなスタイルを推奨しており、サウナ内は裸でも利用することが可能です。
私が訪れた時は利用者の方は赤ちゃん以外全員水着を着用していましたが、口コミを確認すると男性は裸で利用されている方もいらっしゃるようでした。
裸は抵抗を覚える人が多いかもしれませんが、選択肢があるのは良いなと思いました。
ロンナ島のサウナを体験してみた感想
ここからは実際に行ってみた体験談を感想を交えながらお伝えしたいと思います。
サウナ以外何も調べてない状態で当日になり、船の場所がわからずサウナ開始1時間前にカウッパトリを走り回る私。
HSL船の場所と同じと思っていたけどそこではなくて、困って聞いてみたらロンナ行きの船はオールドマーケットの近くだということがわかり、出航5分前に到着することができました。
FRS船は上記の場所に停まっており、乗船もここからです。
チケットは船の中でも入手可能ですが、繁忙期は満席の可能性があるのでネットにて事前購入がおすすめです。
私が訪れた9月はそこそこ席が空いていました。
島へ到着、前に見えるのは地雷や火薬を運ぶためのトロッコ?のレールでしょうか?
なんかフォトジェニックですね、晴れていればなお良かったです!
本当はレストラン下のカフェでゆっくりワッフルを食べたかったんですが、時間がないのでサウナへ!
中はサウナ待ちのお客さんでいっぱいでした。
拙いフィンランド語で店員さんから炭酸水を購入することができました!
カウンターではお酒や飲み物も売っていましたが、炭酸水でも4ユーロ(約600円)と割高なので飲み物は本土から持ってくる方がいいかもしれません。
サウナの時間になったのでサウナを予約していることを伝えると、ロッカーの鍵、コップとサウナマットが入った木のカゴを受け取りました。
コップには”LONNA”と書かれていて可愛い。
サウナは受付の隣の木の建物で、同じ作りのサウナが2箇所と男女別の更衣室と外気浴のスペースが集約されている建物です。
サウナの受付から見ると手前のサウナ横が男性更衣室で奥のサウナ横が女性更衣室です。
以前、男女別でサウナを運営されていた名残でこういった作りになっていると思われます。(2023年は男女混浴で運営)
更衣室はちょっと見つけにくいかも
サウナの中は2階建てになっており1階は体を洗う場所で、階段を登って2階がメインのサウナです。
10人は余裕で入るくらいのスペースで温度も丁度良い。
座って正面にはガラス窓があり、バルト海を眺めることができます。
知ってる人も知らない人もフィンランド語でお話ししていてとてもフレンドリーな空間。
サウナ内の雰囲気は私が訪れた公衆サウナの中で一番好きでした。
サウナ内の雰囲気大事ですよね
外の木の段差に座って海を見渡しながらの外気浴は気持ちよかったです。
9月で雨も降っていたので寒かったですが海にも入り、完全に整ってとてもリラックスした休日を過ごせました!
まとめ
本記事では、ロンナ島のサウナについて解説してきました。
- ロンナ島とは?|夏限定のバルト海に浮かぶ小さくて可愛い島
- ロンナ島サウナのおすすめな点
- 意外とアクセスが簡単
- 特別感がある
- 自分のスタイルでサウナを体験できる
- ロンナ島のサウナを体験してみた感想
海外の小島へ行くというのはハードルが高いように思えますが、ロンナ島に関してはとても簡単です。
フィンランドの小島に興味がある!という方はヘルシンキの街歩きやショッピングを楽しんだ後に訪れてみるといいかもしれません!
この記事がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
以上で、ロンナ島のサウナについての解説は終わりです。
質問等ありましたら、問い合わせフォームからお問い合わせください。
お疲れ様でした!